apopchk (エーポップチェック)

• 設定した間隔ごとにサーバーに問い合わせを行い、メールの有無を確認します。
• メールがある場合は設定により下記のいずれかの方法で通知します。
  • タスクトレイアイコンの点滅
  • 着信音を鳴らす
  • ポップアップウインドウ
  • バルーン表示(Win2k/XPのみ)
• タスクトレイアイコンをダブルクリックすることでメールソフトが起動します。
• シングルアカウント用です。
• APOP/POP3プロトコルに対応しています。

注意！
本ソフトウェアを使用したことにより生じたいかなる損害も当方は一切責任を持ちません。
自己責任の上での利用をお願いします。

このプログラムはフリーソフトです。転載・配布は自由です。
ESET NOD32 V3.0でチェック済みです。

実行ファイル apopchk-v024.exe (自己解凍書庫ファイル、96KB)

1. 「アカウント設定」タブ
   
   
   • アカウントの設定
     POP3サーバー名(またはアドレス)、ポート番号、アカウント名、パスワードを設定します。
     設定内容はプログラムと同じフォルダのiniファイルに保存されます。
     パスワードはスクランブルをかけて保存されます。
     ポート番号は通常は「１１０」のままで変更しないでください。
     
     
   • APOPを使用する。
     チェックを外すとPOP3プロトコルを使用するようになります。
     POP3プロトコルはパスワードが平文でネットワーク上を流れますので、
     サーバーがAPOPに対応していない場合以外はチェックを外さないでください。
     
     ※「APOP非対応サーバーまたは受信エラー」というエラーが表示された場合は
     サーバーがAPOP非対応ですのでチェックを外してください。
     
     
   • メールをサーバーに残す
     メールソフトを「メールをサーバーに残す」設定で使用している場合はチェックしてください。
     ※対応できるメールの最大数は５０００通です。
     　５０００通を超えると新着メッセージが検出できなくなります。
     ※サーバーがUIDLコマンドに未対応の場合は使用できません。
     ※この設定をした場合、使用するメモリ量が増えます。
     
     
   • 通信テスト
     「通信テスト」ボタンを押すと上記の設定内容で通信テストを行いますので、
     設定が正しいかどうか確認してください。
     
     
2. 「動作設定」タブ
   
   
   • ポップアップ通知する
     新着メール到着時にポップアップウインドウによる通知を行います。
     
     「メール確認」を押すと登録してあるメールソフトが起動します。
     「閉じる」またはダイアログの部分を押すとポップアップダイアログを閉じます。
     
     
   • ポップアップ表示位置・背景色・文字色
     ポップアップウインドウの表示位置・背景色および文字色を設定できます。
     「システムカラーを使う」をチェックすると、通常のダイアログ色になります。
     「枠を描画」をチェックすると、ポップアップウィンドウに外枠を描画します。
     
     
   • 透明度
     ポップアップウインドウの透明度を設定できます。
     ※この機能はWindows2000以降で有効です。
     
     
   • 「自動的に閉じる」をチェックすると、指定した時間後に自動的に
     ポップアップダイアログを閉じます。
     
     
   • バルーン通知する
     新着メール到着時にバルーン表示による通知を行います。
     バルーンは３０秒間表示されます。
     注）バルーン表示はWindows2000/XPの場合のみ有効です。(shell32.dllのバージョンが5以上)
     
     
     
   • 「通知アイコンを点滅させない」をチェックすると、着信時に通知アイコンを点滅しないようにします。
     
     
   • 着信音の設定
     「着信音を鳴らす」をチェックすると、
     新着メールが到着したときに着信音を鳴らすことができます。
     「選択」ボタンを押し、着信音(.wavファイル)を選択します。
     「テスト」を押すと着信音のテストができます。
     ファイル名に %HOMEPATH% 等の環境変数を使用することができます。
     「未読がある間は毎回着信音を鳴らす」をチェックすると、新着が無くても未読がある間はチェックのたびに着信音を鳴らします。（メールをサーバーに残す設定をしている場合は着信を確認するまで）
     
     
   • メールソフトの設定
     Outlook Expressを使用する場合は「Outlook Expressを使用する」をチェックするだけでＯＫです。
     それ以外のソフトを使用している場合は、まずメールソフトを立ち上げ、封筒のアイコンをそこにドラッグ＆ドロップすれば登録できます。
     または「選択」ボタンを押してメールソフトのexeファイルを選択してください。
     ファイル名には %HOMEPATH% 等の環境変数を使用することができます。
     「テスト」を押すとメールソフトの起動テストができます。
     
     
   • スタートアップに登録する
     この項目をチェックすると、スタートアップメニューにショートカットが登録され、
     パソコンの起動時に自動的に起動するようになります。
     
     
3. 「通信設定」タブ
   
   
   • 定期チェック間隔の設定
     メールをチェックする間隔を分単位で設定します。
     設定範囲は３～６０分です。
     サーバーの負荷を考慮し、３分未満の設定はできません。
     
     
   • 起動時ウェイト時間の設定
     プログラム起動後、メールチェックを開始するまでの時間を秒単位で設定します。
     設定範囲は１～１２０秒です。
     
     
   • リトライ回数の設定
     通信失敗時、リトライする最大回数を設定します。
     設定範囲は０～９回です。
     
     
   • リトライ間隔の設定
     リトライの間隔を秒単位で設定します。
     設定範囲は１０～６０秒です。
     
     
   • 「初期値に戻す」ボタンを押すと、上記の設定を初期値に戻します。
     
     
   • 新着メールがあればチェックを停止する
     この項目を選択すると、新着メールが検出されたら自動チェックを停止します。
     メーラーを起動するか、手動チェックを行うとチェックを再開します。
     
     
4. 「アイコン設定」タブ
   
   

   好きなアイコンを設定することができます。
   アイコンのファイル名を入力するか、「参照」を押して選択してください。
   ファイル名は絶対パスで指定してください。
   元に戻すときは、ファイル名を空にしてください。
   

5. 「OK」を押すと設定内容がファイルに保存されます。
   「キャンセル」を押すと設定内容を元に戻します。
   
   
6. 起動時オプション
   下記の起動時オプションを指定すると、規定のiniファイル以外を使用することができます。
   
   /I＜iniファイル名＞
   
   例)
   /I"C:\Program Files\hoge\hoge.ini"
   /IC:\hoge.ini
   環境変数も使用できます。
   

タスクトレイアイコンの意味は次の通りです。

アイコン	状態
	通常時（非通信状態）
	メール到着時（点滅） シングルクリックで点滅が停止します。 ダブルクリックするとメーラーが起動します。
	通信中
	エラー発生
	起動時ウェイト中・メーラー起動中

1. TIPS表示
   メールがある場合は、タスクトレイアイコンの上にマウスカーソルを移動すると
   メールの数をTIPS表示します。
   
   
2. メールソフトの起動
   タスクトレイアイコンをダブルクリックすると登録してあるメールソフトを起動します。
   この操作により、アイコンの点滅が停止します。
   メールソフト起動中はメールチェックを行いません。
   注）メールソフト終了時、タスクバーにapopchkのボタンが一瞬表示されることがありますが、
   これはメモリ消費量を小さくするための処理です。
   
   
3. ポップアップメニュー
   タスクトレイアイコンを右クリックするとメニューをポップアップ表示します。
   「設定」を選択すると、設定フォームが表示されます。
   「チェック」を選択すると、即メールチェックを実行します。
   「一時停止」を選択すると、定期チェック動作を一時停止します。 「終了」を選択するとプログラムを終了します。